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macpapa

Author:macpapa
埼玉県在住、亡き妻の残した3人の子供と祖母と暮らす5?歳。
力及ばず妻を守り抜くことができませんでしたが、亡き妻との約束「子供達を一人前に育てること」を守るために日々奮闘してます。
座右の銘は「日々是感謝」・・・何事にも感謝の心を持ちつつ、仕事、子育て、自分探しの旅を続けています。
※当ブログは、完全な個人的主観によって書かれており、いずれの団体とも関係ありません。また、ページ内に企業等の広告やスポンサーサイトの宣伝などが表示されることがありますが、これは当方の意図するものではありません。


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小説徳川家康の一節です。

家康が幼少で竹千代と呼ばれていた頃、父親が早逝し、隣国の今川義元が後見人になるという理由で、今川家に人質に差し出された時、義元が家臣から「竹千代をどのように育てればいいでしょうか?」と問われたときに、一言「むごく育てよ。」と言ったそうです。

これを聞いた家臣は「分かりました、それでは厳しく育てます。」と答えたのですが、義元は首を横に振り、「そうではない、むごく育てよと言ったのだ。金銀を与え、うまいものを食べさせ、早くから異性を与えるのだ。」と言ったそうです。

家臣には、訳が分かりません。

「そんな贅沢をさせてよろしいのですか?」と聞き返すと、義元は「幼少から華美飽食させ、異性を与え、龍よ虎よともてはやせば、人間なぞたわいもない役立たずに育つものよ。役立たずに育てば松平の領地はわしの物じゃ。こわっぱ一人に贅沢をさせるのなど安いものよ。」と笑ったそうです。

残念ながら、竹千代は祖母と師父の雪斎和尚に厳しく教育されて、義元の思うとおりにいかなかったのですが、この一節は今の子育てにも言えるのではないかと思いませんか?

早くから華美飽食させ、異性を与え、龍よ虎よともてはやす・・・、現代の子供が置かれている状況そのものではないでしょうか。

本当に子供の将来を案じて、愛情をもって子育てをするのであれば、我慢をすべき時はさせ、必要な教育を施す・・・ということが大切なのではないでしょうか。

ちなみに家康は、自分の子供たちを育てる際、鷹狩りに同行させ、仕留めた獲物で作った鍋を目の前にして口にすることを許さず、「大将は、家臣より贅沢をしてはならない、この干した米を食べなさい。」といって泣きじゃくる我が子に、ついに鍋を食べさせなかったそうです。

子育てとは・・・戦いですね(^o^;。

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